待合室での緊張感たるや

小学生の頃に、虫歯の治療に通っていましたが、その東成区であの評判の歯医者を見つけることはあの時は本当に歯医者さんが怖くて怖くてたまりませんでした。なにせあの痛みですからね。今まで経験したことのない、非常に鋭い痛みが、体全体に伝わります。麻酔をしていてこれなのですから、麻酔なしだと、きっと気を失っているでしょうね。東京の千駄ヶ谷や新宿で話題の歯医者をみてそんな虫歯治療ですが、一番怖いのは、待合室で自分の順番を待っているときです。この時の感覚は、ジェットコースターに似ていて、来るぞ来るぞ、という恐怖感が尋常ではありません。それは周りを見渡してみても同様で、同い年くらいの小学生が、どこでも評判の審美歯科を東京なら緊張感満載の表情で待っているんですよね。あれもまた、こちらの恐怖感を増幅させます。それは相手にしてみても同様で、私のひきつった表情を見て、ますます恐怖感が倍増していたことでしょう。お互いがお互いの恐怖感を高めあうという、なんとも不思議なシチュエーションが出来上がっていたのでした。でもまあ、あの今里の歯医者は東成区で探してもどうもあの体験があったからこそ、虫歯の怖さと、歯磨きの大切さを学んだわけで、そういう意味では早い段階で虫歯になっておいてよかったのかな、なんて思ったり思わなかったり。人間、話題の親知らずを抜歯すると東京でもなんと怖い思いをしないとなかなか悪しき習慣は断てないんですよ、きっと。