以前通っていた美容クリニックでの出来事です。そこではフェイシャルや肌診断などいくつかのメニューがセットになった年間コースを申し込んでいました。その中のメニューのひとつで、美容点滴があり、その日はそれを受けることにしました。点滴にもいくつか種類がありビタミンCや美白など好きなものが選べ、私は美白点滴をチョイスしました。点滴には30分ほどかかるとのことで、ベッドに横になり、恐らく眠ってもいいようにと目の上にタオルを置かれました。そして、点滴開始となり針を手首の甲側のあたりに刺されました。それから看護師さんは部屋を出て行き、しばらくすると手首がダル重いような感じでズキズキと痛み出しました。針を刺されたので、もちろんチクッと痛いのは当たり前なのですが、こんな痛み方をするのかな?と思いながらも、それまでに点滴をやったことがなかったので、こんなものなのかなと思ったり、目隠しもされていたので状況も分からずにそのままでいました。すると、看護師さんが様子を見にきたので、手が痛いことを告げると、針がちゃんと血管に刺さっていなかったらしく、皮膚の中に漏れていると言われました。もう一度針を刺しなおしてもらい、正常に点滴ができましたが、自分が痛みを我慢して何も言わなかったら、大変なことになっていたなと少し怖くなりました。美白点滴の効果については、美白効果はよく分かりませんでしたが、お肌の調子は良くなりました。一応、皮膚の中にもれた点滴も自然と体に吸収されました。