高校生の時に親知らずを抜いた話

私は小学生の頃から歯科矯正をしていました。どんな人気の歯医者を芦屋で探すとなれることは幼少期にタオルをかじるのが好きでずーっとかみかみしていたら、案の定出っ歯になってしまったからです。その歯科矯正も、中学校を卒業する頃にほぼ完了しました。その続きとして、下の歯の親知らずを抜くことになりました。まだ生えてきていないけど、東京で評判の歯医者をおすすめするときっとレントゲンをみると真横を向いており、生えてくるときに必ず歯並びに影響を及ぼすから抜いておいた方がいいという担当の歯科医の判断でした。その歯医者では下の歯の親知らずは抜けない(ちょっとした手術になるから)ので、口腔外科のある大きな病院に紹介状を書いてもらいました。初めての口腔外科だったので、いったいどんな治療をしてくれるのか想像がついていませんでした。その病院は整形外科や口腔外科の腕がいいことで有名だったらしく、根管治療の医院は話題の東京で探すとここにはきっと素晴らしい最先端の治療(抜歯)をしてくれるんだと少し期待もしていました。そして手術の当日。親知らずは2本あるので、1本ずつ抜くことになっていました。診察台に座り、口を広げ、麻酔の注射を打たれ、さぁどうやって治療してくれるのかな??と思った私の目に映ったものは…木槌(きづち)でした。そんな予防歯科を東京で話題の歯科を見つけられるなんてアナログなんだろうか、こんなはずじゃない、恐怖しかない、逃げたい、もう遅い…木槌で親知らずをガンガンと粉砕されている間、麻酔は効いているのでそこまで痛いという感覚はないけれど、振動と恐怖で高校生ながらに涙が出ました。手術自体は30分もかからず終了しました。確かに、先生は名医でした。『名医=最先端の治療』ではないことを学びました。そして、評判の歯科矯正を芦屋で歯医者のどこからでももう一本の親知らずが残っていることにまた恐怖を覚えたのでした。2本目も木槌でした。